翻訳家の藤本直氏が30年の歳月をかけ40万語を積み上げた、まったく新しい視点から作られた文章を書く人にとって必須のツール『類語玉手箱』です。 ライターや翻訳者の方はもちろん、リポートや自分史、詩や俳句、短歌などをお書きになる方のために大変便利なツールです。

「こんな感じなんだけれど、今ひとつピンとこない」「ちょっとニュアンスが違ってほかの言葉を探したい」 といったとき役に立つのが類語辞典(シソーラス)。 でも、従来の類語辞典は、まず索引をめくって語が掲載されているページを探し、 それからその語の類義語を探るという2つのステップが必要でした。 しかも、思った表現が見つからなくてがっかりというケースも多かったのではないでしょうか。

『類語玉手箱』なら 自分が思いついた単語を頼りに、場面にピッタリはまる単語を簡単に探し出すことができます。 従来の「類語」の枠を超えて、その語から連想される関連語を幅広くリストしているため、言葉が織りなす世界を縦横無尽に行き来することができます。

翻訳者の方は翻訳家山岡洋一さんの翻訳通信に、同じく翻訳家の津森優子さんのお書きになった「翻訳者にとって使い勝手のいい類語辞典 藤本直編著『類語玉手箱』」もご参考にどうぞ。

40万語を即座に検索

30年の歳月をかけて収集された40万の単語を、Excelやエディタなどの検索機能によって自由に、そして即座に探し出せます。紙のページを繰る面倒がありません。また、単純なファイルなのでご自分の定義を追加することもできます。

「類語」の意味を広くとらえ、利用者のニ−ズに広く応えます

「美しい」の類語として「天上の(音楽)」「天人の(舞い)」「流れるような(線)」などが示されます。こうした語は「美しい」という表現といつでも入れ替えが可能な語ではありませんが、前後関係によっては、置き換えによって「美しさ」をきわ立たせることができます。意味の重なりがある場合、品詞の枠にとらわれず、「類語」「関連語」として取り上げているのです。

見出し語が動詞や名詞であっても、形容詞、副詞、ことわざなどがリストされています。また逆に、形容詞や副詞などから、動詞や名詞をたどれるようにもなっています。見出し語「良い」に続いて「良さ」「良くなる」などが、また「明らか」に続いて「明らかにする」「明らかになる」など、さまざまな関連語が示されています。

意味や内容が多岐に及ぶ見出し語の場合、サブ見出しを設けて分かりやすく、使いやすくしてあります。たとえば「甘い」のサブ見出しとして「舌に・口の中などで甘い」「気分・雰囲気などが甘い」「見通し・見方などが甘い「調査・追及などが甘い」などが用意されています。

従来の分類にとらわれず見出し語としてさまざまな単語を収録

従来の類語辞典の見出し語の形式にとらわれず、否定形、受動態表現などの変化形や流行語なども幅広く見出し語として採用しました。