翻訳訳語辞典とは

信頼できる翻訳家が邦訳した本と、日本語で書かれた本の英訳を出典にして、実際に使われた訳語を集めたデータベースです。

このデータベースは、通常の英和辞典の不備を補うことを目的としており、以下のような特徴をもっています。

(1) 通常の英和辞典にない訳語を多数収録しています。
通常の英和辞典は、国語辞典や英英辞典と比較すればすぐに分かるように、語や連語の意 味(語義)ではなく、訳語を示すことを特徴としていますが、その訳語が適切だとはかぎりません。このデータベースでは、翻訳家が実際に使った訳語を示すこ とで、通常の英和辞典の不備を補っています。

(2) 活用を重視しています。
活用(collocation)とは勝俣銓吉郎の『英和活用大辞典』使われた言葉であ り、語と語の慣習的な結びつきを意味します。たとえば、placeという名詞にはtakeという動詞が結びつくといった点であり、この場合、takeの訳 語とplaceの訳語を組み合わせればtake placeの訳語ができるわけではありません。訳語はすべて文脈に依存するという観点から、活用を重視しています。

(3) 出典を示しています。
訳語にはすべて、出典を明記しています。煩雑になるのを避けるため、示したのは日本語 の側の出典だけですが、ここから、英語の側の出典も容易に探し出すことができ、各々の訳語がどのような文脈で使われたかを調べられるようになっています。

翻訳訳語辞典に収められているデータの数は以下の通りです。
訳語数   約28万
見出し語数 約2万6000
出典数   約260


翻訳訳語辞典についての問い合わせ先は以下の通りです。
山岡洋一
GFC01200@nifty.ne.jp(@を全角にしていますので、半角にして使ってください)

翻訳や辞書については以下の「翻訳通信」サイトを参照ください。
http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/